半年位動物愛護法関連の署名を集めています。
イベントが多く、会う人たちの多くが猫好き、犬好き、動物好きで、気安く署名に応じてくれ、いろいろな話も聞けて助かります。
でも、署名はしてくれても、動物の現状に理解がある人ばかりではないから、自分の飼い猫は大事だけれども、「野良猫に餌をやるのは絶対反対!野良猫は蝉やカエルや虫を食べればいいの!」と言う人もいます。
カエルや虫や人が捨てたゴミを食べて辛うじて生きているような野良猫は痩せて寄生虫の見本市のように寄生虫がいます。
保護した猫の全てにいろいろな寄生虫がいました。食べ物のせいでひどい匂いがしてハエが纏わりついている猫もいました。
人に捨てられ、飢えて死んでいく猫が多い現実を知りながら「野良猫は蝉やカエルや虫を食べればいいの!」と本気で思っている自称『猫好き』にはガッカリします。
猫好きを自称するなら、『野良猫はそれ以上増えないように不妊去勢手術をして、猫の好きな人たちで適切に餌と糞の世話をして地域猫として共生する』という考えに同調してもいいと思うのですが。
反面、年金から野良猫の餌代と不妊去勢手術費用を工面し餌やりを続けている人、病気の野良猫を保護しては動物病院に連れて行く人もいますし、多頭飼いという問題はあるけれども譲渡できない野良猫を保護して世話をしている人もいます。
関わり合ったいのちについて、『生きている間は幸せな状態でいられる』ようにしようと回りの人たちと話すことから始めてみるのもいいと思います。