アートクラフトイベントの作家さんたちには2つのパターンがあるようです。
趣味の延長線上で、売れるものをつくろうとする人。売ることを目的につくる人。
こういう人の作品は市販の商品と変わらず、言葉では手づくりを強調しても手づくりの良さがあまり伝わりません。実用的と言えばそうかもしれません。
もう一方に、クラフト作家、クリエーターというプロ意識を持って作品をつくる人たちがいます。
それを生業とするかしないかは別として、クリエイティブな作品づくりをする人たちです。
アートクラフトイベントで楽しめるのはクリエイティブな作家さんたちが多い場合。
なるほどねと思わせるような楽しい作品や美しい作品は見るものを楽しませてくれます。
その作品を買う買わないは別として、人を感動させる作品づくりができる人は心も豊かなのだろうと思いたいもの…。
昨日電話で話した静岡の作家さんの作品を好きな理由は、売ること、売れることだけを目的にしていないこと。
デザインにも色彩にも夢があって美しく、そして楽しいのです。
また、浜松の木工クラフトの作家さんは木の可能性を追求したような遊び心と不可思議な実験的作品でいつも会場に華を添えています。
アートクラフトイベントの楽しさは作家さんの創らずにはいられない心の高揚に触れられることかもしれません。