ボランティア(volunteer)と言えば、「無料奉仕で何かに参加する人、理念は自発性、奉仕性、無償性」ですが、ボランティアで或る活動を手伝ってもらった人から、夕方終わる頃になって突然謝礼を請求されて驚いたことがあります。
その男性は「次回も気持ち良く手伝いたいからみんなに謝礼を払って!」と言ったのです。
その時参加してくれた人たちに確認すれば、「最初からボランティアで謝礼は無いとはっきり言われていたし、テイクアウトのコーヒーが出たり、お弁当やお茶を貰い、駐車場代まで払ってくれて、ラッキーと思っていたから、謝礼がほしいなんて思いません。みんなにお弁当出して予算足りるのかなと心配なのに。その人は自分だけお金がほしいと言いにくいから、みんなに謝礼を払ってと言ったんでしょ」との反応です。
他の市民団体の代表も「最初に約束が無い謝礼を払う必要はないです。予算に無く、約束も無い謝礼を活動が終わる頃になって全員に払えと言うような人は、問題ありですよ」と言います。
志や方向性を同じくしない人と活動したり行動するといろいろ問題が起きやすいとの意見もありました。
対価がなければ動かない、気持ちや善意、志だけでは動かない人間ばかりになってしまったらさびしいことです。